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CSR中期計画/第三者意見

第三者からの意見

当意見は、本報告書の記載内容、および同社の環境・人事・CSRの担当者へのヒアリングに基づいて執筆しています。
同社のCSRへの取り組みは、環境負荷の削減など、基本的な項目についてPDCA(マネジメント・サイクル)を進め始めていると言えます。

高く評価すべき点

●環境方針として、「はやい」「かるい」「みえる」というわかりやすい行動原則を掲げていること。今後は個々の職場での業務目標としても「はやい」「かるい」「みえる」を明示し、その具体的な取り組み事例を本報告書でより多く紹介されることを期待します。

●上記の一例として、製品の軽量化や、ショーやイベントでの配布資料の大幅削減などに、積極的に取り組んでいること。搭載される車の燃費や、資料利用後の保管・廃棄など、利用者の環境負荷削減にも貢献するものであり、さらに推進されることを強く期待します。

取り組みの進捗を評価しつつ、さらなる努力を求めたい点

●成形部品生産時の余剰成形部分(ランナー)を生産時の治工具の材料として活用していることを評価するとともに、今後は余剰をより生みにくくする生産ラインづくりを進めることを期待します。

●海外グループ会社の社員を3年間、本社に派遣する制度(International Service Personnel)をはじめとする、国内外の人材育成体制の推進を評価するとともに、今後はグループ全体の人的ポートフォリオについて長期的な計画に基づいて立案した上で、真にグローバルな企業として人的な多様性を積極的に活用できる採用・育成体制を整えることを期待します。

一層の努力を求めたい点

●本報告書の記述内容として、国内外のグループ会社のデータをより詳細に集計・紹介し、グループとしての報告書としての精度を高めること。データの集計や紹介が少ないことは、実態の把握や取り組みの推進が十分でない可能性も伴うことを強く認識し、早急に改善してください。

●調達先におけるCSRについて、環境負荷の削減だけでなく、特に働く人々の人権への配慮・対応を含めて包括的に説明し、具体的な取り組みを求めること。また、サプライヤーの環境や人権への取り組みや課題を可視化し、事例の共有や表彰、課題解決に向けて交流する体制を整えることを期待します。

●障碍を持つ人の雇用の促進について、これまで達成できなかった法定雇用率を早期に満たすために、他社の研究や職種の開発をさらに積極的に行うこと。

IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 川北 秀人氏

IIHOE:「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に1994年に設立されたNPO。主な活動は市民団体・社会事業家のマネジメント支援だが、大手企業のCSR支援も多く手がける。

http://blog.canpan.info/iihoe/ (日本語のみ)

IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人氏

CSR/環境