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レースレポート
2007/09/02
カナーン、ベルアイル(Detroit Indy Grand Prix)で今季5度目の勝利
Detroit Indy Grand Prix
フィニッシュ順位: 1 st ポイント(ポジション): 548(3)
9月2日(日)に開催されたDetroit Indy Grand Prixに出場したトニー・カナーンは、今季5度目の優勝を飾った。インディカー・シリーズ・チャンピオンシップのポイントランキングで目下3位につけているカナーンは、この勝利によって、あと1戦を残し首位に39ポイント差と迫った。
カナーンは、燃費をセーブしながら頭脳的なピット作戦を行い、終盤30周を走りきってインディカー・シリーズ自己通算12度目の優勝を手にした。カナーンは、4位を走っていた57周目のイエローフラッグ下でピットインした。カナーンの作戦担当ジョージ・クロッツは、燃料補給を行うためだけに、このピットストップの指示を出し、カナーンを7位でトラックに送り出した。ほどなくしてトップ5へと順位を盛り返したカナーンは、前を走る他のマシンが最後のピットストップを行うなか、69周目にトップに立つことができた。カナーンが燃費をかせぎつつトップの位置を維持するうちに、テレビの放送時間枠の関係で、レースは予定より1周早い89周で終了した。
カナーンのAGRチームメート、ダニカ・パトリックが2位でフィニッシュし、ダン・ウェルドンが3位に入った。
2007インディカー・シリーズ最終戦PEAK Antifreeze Indy 300は9月9日(日)にシカゴランド・スピードウェイで開催の予定となっている。
トニー・カナーン
「今夜はクルーと一緒にこの勝利を祝うつもりだよ。クルーは今日、すばらしい仕事をしてくれたからね。ジョージ(クロッツ)とブライアン(ペイジ)は実に思い切った指示をしたけれど、あれが良かったんだ。これこそ本当のチームワークというものだね。彼らは、たいした連中だよ。チャンピオンシップは決して諦めていなかった。これで、ダリオ(フランキッティ)やスコット(ディクソン)と共にチャンピオンシップを狙える可能性がでてきたね。非常に厳しいのは間違いないけれど、ぜひ獲りたいと思っているよ。」
ジョージ・クロッツ(作戦担当)
「大胆な指示をしてしまったようにも見えたね。でも(同じピット・タイミングで走っているマシンのうちで)トップを走っているのがわかっていたし、ダリオ(フランキッティ)からリードラップを奪いたくはなかった。最多リードラップに与えられるポイントをダリオから奪いたくなかったんだ。ピットインの指示を下したのは、それを考えていたからなんだよ。(残りの燃料と周回数を考えると)どこかでイエローが出てくれないとだめなのはわかっていたけれど、本当に運良くイエローが出てくれた。こういう作戦がうまく行くこともある。たまたま今日がそういう日だったんだろうね。今日はチーム全員、ピットですばらしい仕事をしてくれた。まさにこれこそチームワークの勝利だね。」