その[3]
” 技術者も、研究室に閉じこもっているわけではない。
活躍するステージが、世界へ広がっている。”

その[3]

小鹿倉 誠 マネージャー

小鹿倉 誠 マネージャー

1993年入社
新製品開発

休日は衛星放送で幅広いジャンルの映画を楽しむ他、子供と映画館に出かけることも多い。
会社では部下の様子を常に気に掛ける気配りの人だ。『海外にも積極的に飛び出して行こうとする人材』を期待している。

技術者も、研究室に閉じこもっているわけではない。
活躍するステージが、世界へ広がっている。

「エンジニアといえば、研究室の中でコツコツとひたむきに技術開発に取り組んでいるものだと、私も思っていました」と言う小鹿倉(こがくら)誠は1993年入社で、ディスプレイのエキスパートである。宮崎で生まれ育ち、宮崎の大学を出て、現在はアルパイン本社が所在する福島県のいわき市を、世界で活躍するための本拠地としている。

車載ディスプレイに求められることは、ひとつではない。DVDなどのコンテンツを美しく見せるのはもちろんだが、同時に熱や振動への耐久性や操作インターフェイスとしての使いやすさが求められている。さらに、直射日光の差し込む昼間と真っ暗闇での視認性を両立させなければならない。また、液晶パネル自体が日進月歩の技術革新で変化を続けている。

そんな中で小鹿倉は、主にナビゲーションディスプレイやリアエンターテイメントシステムの、海外自動車メーカー向けOEMプロジェクトをハンドリングしている。 「自動車メーカーと一緒に開発をやっていくなんて思ってもいなかったことです。クルマづくりに関わっていくことは、ものすごくやり甲斐がある」と小鹿倉は醍醐味を語った。自動車メーカーごとに仕向けを変えて製品を納品するという単純なスタイルではなく、クルマづくり自体に深く関わっていくのがアルパインのOEMビジネスなのだ。

ドイツの有名自動車メーカーは、数年前に発売した超高級車の開発にあたって、アルパインをパートナーとして選んだ。小鹿倉は、当時はまだ普及していないリアエンターテイメントシステムの設計担当として、そのプロジェクトに参画。世界中の憧れの的となる、一台数千万円というクルマである。要求はシビアで、微塵の妥協も許されない。そして、小鹿倉は当時のことを「あの時は、とくに楽しかった」と振り返る。

厳しい要求をクリアしていくためには苦労も少なくないが、それが無理難題であればあるほど、「よし、やってやるぞ」と、気持ちが高まるそうだ。

海外の自動車メーカーと仕事をしていく上では、外国人の発想から学ぶことも多く、最初はなぜそんな機能が必要なのか理解できないこともあるが、話をしていくうちになるほど!と納得させられる。「海外の自動車メーカーとの仕事は、発見も多くて刺激的」なのだ。 海外出張して、お客様である自動車メーカーと現地で直接話し合う機会も多く、「まさかエンジニアの自分が、海外のお客さんとグローバルな仕事ができるとは想像できなかった」と小鹿倉は繰り返し強調した。現在もヨーロッパの有名自動車メーカーの新型車開発に関わっているが、それに関することはもちろん一切極秘である。

「お客さんの夢を実現する」ことが仕事であり、「お客さんの要求に可能な限り応えていきたい」と小鹿倉は考えている。お客さんが、こうしたいと言えば、「それなら、こうすればもっといい。こんなことも可能ですよ」と、期待以上の答えを返し、アルパインならではのソリューションを提供していく。だから、アルパインが選ばれるのだ。それによって小鹿倉とプロジェクトメンバーたちの描く"未来価値"が次々にカタチになっていき、やがて世界中を走ることになる。新型車のプロトタイプに製品を載せてテストを行うときは「本当に心が躍る」と言う。

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