その[2]
”やりたいことをやらせてくれる。想いを製品にして表現したい。
アルパインはまだ見ぬ未来価値へ、果敢に挑戦し続ける者を受け入れる風土がある”

その[2]

齋藤 淳一

渋谷 亮輔

2005年入社
サウンド製品設計

趣味はバスケットボール。育児との両立もあって、最近はあまり参加できていないものの、県大会への参加など、最も熱中できるスポーツである。自ら課題を見つけ、様々な課題に対して果敢に挑戦する若手を待っている。

やりたいことをやらせてくれる。想いを製品にして表現したい。
アルパインはまだ見ぬ未来価値へ、果敢に挑戦し続ける者を受け入れる風土がある

音への飽くなきこだわり。アルパイン本社は実験車を搬入し、走行状態を再現して様々なテストが行える大規模な「音響実験室」を持っているほか、音質を確認するための「試聴室」を持つ。最高の音を求めて、多くの技術者がそれらに向かい、日々、様々な課題に挑んでいく。今回想いを語ってくれた2005年入社の渋谷亮輔も、その一人である。

入社以来、先行製品開発から市販製品開発、そしてサウンド製品設計を担当。大学では音響工学を学び、オーディオアプリの設計などに携わっていた渋谷が本格的にサウンド製品開発に携わって5年になる。「DSP(デジタルサウンドプロセッサー)の開発に取り組んだのはサウンド製品設計に移ってから」。さまざまな信号処理機能を同時に搭載しなければならない一方、DSPではリアルタイム性が特に厳密に要求される。これらを両立させるためには高い技術が求められるが、非常にやりがいのある仕事だ。

先輩のやっている仕事を横で学び、3年を経て、DSPの技術者として担当モデルを任されるようになった。
「お客様の要求に応えるため、インドの開発パートナーと夢中になって取り組んだ」と語ったプロジェクトは、ドイツの有名自動車メーカーのアンプ開発。従来のソフトウェアでは客先の求めるチューニングが実現できず、当時社内で誰も使用したことのない、新しいソフトウェアで一から開発を行った。「お客様の期待に何としても応えたい」。渋谷の努力は実を結び、タイトな開発日程にも関わらず、当初の納期通りに商品を納品した。それだけではなく、新しい製品は客先からの高い評価を受け、新たなビジネスへと繋がっていった。

その後、アメリカの自動車メーカー向けアンプの開発に携わることとなった。渋谷は上司に言う。「開発パートナーのいるドイツに行かせてほしい」と。今回の製品はノイズキャンセリング機能を実装したアンプ。ノイズキャンセリングのソフトウェアはドイツの開発パートナーが開発しており、社内では初めて使うソフトウェアであった。

「電話越し、Eメールでのやり取りよりも、直接会ってホワイトボードを使って話したほうが、より良い結果に繋がる」。そう考えた上でのドイツ出張だった。語学の壁、微妙なニュアンスを表現する難しさ。決して簡単にはいかない開発であったが、一つ一つ壁を乗り越え開発を進めていった。
アメリカでの顧客立ち合いの実走にも立ち会った。顧客から「確かに、騒音(ノイズ)が解消されている」。
その言葉に一つの製品を完成させた喜びと、自らの成長に手ごたえを感じていた。

現在もDSPの開発者として、新たな製品開発に取り組む。「自分が作ったものが、ダイレクトに結果が出る仕事。最高の音をエンドユーザーに伝えたい」。今後の目標はDSPだけでなく、アンプ全体の設計を担い、顧客に対して自らの案を提案できるような技術者となること。渋谷の音へのこだわりはこれからも続いていく。

アルパインは「自分がやりたいと思ったことはやらせてくれる会社です」。渋谷は言う。もちろん、ただやりたいだけではなく、会社として利益を上げることも考えた上での提案であり、自らと会社がWin-Winの関係になることを望んでいる。そうした提案がやがて大きな束となり、アルパインの次の成長への原動力となっている。
「まだ見ぬ未来価値へ、果敢に挑戦し続ける者を受け入れる風土がある」のである。

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